GoodReaderの使い方~セキュリティ設定編~

GoodReaderの使い方~セキュリティ設定編~
まだ動画は投稿していませんが、投稿するであろう動画の原稿をこのページの続きに載せておきます。


今回は、GoodReaderの設定の中の、セキュリティ設定の項目について説明します。

まず、マイドキュメント画面の下のバーの左から2番目のSettingsボタンをタップします。
設定画面には、各種設定がありますので、その中で上から2番目の項目がセキュリティ設定です。

それでは、セキュリティ設定の各種設定を説明します。


~パスワードの要求頻度~
~常に要求~
iOSではマルチタスク機能というシステムがあります。
このマルチタスク機能はパソコンでは昔からある機能で、複数のソフトを同時に動かすことができます。
iOSでのマルチタスク機能はパソコンのものとは少し違い、バックグラウンドでアプリの機能を完全に動かしているわけではありません。
バックグラウンドで一部の機能だけを動かすことで、電池の持ちを少しでも向上させているわけです。
iOSでは、バックグラウンドで動かすことができる時間が10分と決められています。
10分後には、一部のアプリを除いて一時停止状態になります。

さて、前置きが長くなりましたが、この設定をオンにすると、GoodReaderをバックグラウンド状態においてから10分以内でもアプリに戻った場合にパスワードの入力を要求します。
オフにすると、10分以上バックグラウンド状態においた場合でのみパスワードの入力を要求します。


~起動パスワード~
~起動時に入力を要求~
GoodReaderを起動するときにパスワードを要求します。
オンにすると、パスワードの設定を促されますので、好きな文字列を入力して設定します。
オンにしている状態からオフにしようとすると、パスワードの確認が要求されます。
これによって、パスワードを知らない人が勝手にパスワード保護をオフにできないようになっています。
パスワードを設定していると、Goodreaderをバックグラウンド状態に置いたときに、サムネイルでもアプリの画面がわからないようになります。

~パスワードを変更~
起動パスワードの変更を行うことができます。
今まで使っていたパスワードを一度入力してから新しいパスワードを入力しましょう。
これによって、パスワードを知らない人が勝手にパスワードを変更できないようになっています。


~ファイルとフォルダ用のパスワード~
~パスワードを設定~
アプリを起動するときに要求するパスワードとは別に、ファイル単体を保護するためのパスワードです。
タップすると、パスワードの設定を促されますので、好きな文字列を入力して設定します。
マイドキュメントに戻ってファイルを保護してみましょう。
保護したいファイルの右下にある工具マークをタップし、下のメニューの右側のページを表示します。
右側のページの左下に保護というボタンがあるので、このボタンをタップします。
パスワードの入力を求められたら、先ほど設定したパスワードを入力しましょう。
すると、保護したファイルの左下に鍵のマークが表示されます。
この鍵マークが、保護されている項目を見分けるポイントです。
フォルダの保護も同様に行うことができます。
一度GoodReaderを閉じ、再度起動してみましょう。
すると、鍵のついたファイルのサムネイルが無効になっているのがわかると思います。
これによって、そのファイルが一見してどのようなファイルかわからなくなります。
ファイルをタップすると、パスワードの入力を求められます。
このときパスワードを正しく入力した場合のみファイルを開くことができます。


~Protected Audio Files~
~Ignore protection for audio~
この項目の機能は未確認です。


~ウェブブラウザ用のパスワード~
~ブラウズ時に要求~
GoodReader内のブラウザを開くときに入力を要求するパスワードです。
このパスワードを設定すると、ウェブで検索しようとした時にパスワードの入力が要求されます。


~データ保護~
~すべてのファイルを保護~
この項目の機能は未確認です。


~Wi-Fi 転送~
~接続時に確認~
Wi-Fi転送を利用する場合、パソコンのブラウザへアドレスを入力してGoodreaderに接続しようとするときに、接続を許可するか確認するポップアップを表示します。
これにより、同じWi-Fi環境にある他のパソコンからの接続を制限することができます。


今回はGoodReaderのセキュリティ設定について説明しました。
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